音響担当を振り返って 2010/03_04
2010年3月、4月、PAを担当させていただいたものを紹介させてもらいます。
スペースなどの関係上、基本来県アーティストの方、全国流通のCDを発売されている方々を中心に紹介させていただきます。
2010年3月
7日(日) モアリズム で大騒ぎ!ヤァヤァヤァ!
2009年10月に、アトホールにやって来た「モアリズム」が再びライブを!
その際は、大分のバンド「ステレオ少年」さんからのご紹介だったのですが、音、接遇などで満足していただいて、今回は「モアリズム」さんの方から直接、「ツアーに回りたい」、と言う連絡をいただき、実現しました。
力のあるバンドさんなので、またも最高のライブを見せてくれました。
平日だった前回と比較して、お客も増え、演奏もノリノリでした。
20日(土) 「V作戦」 TOUR 2010
「The Boogie Nights」が中心となったイベントに、九州出身者多数のPUNKバンド「VIBRATE TWO FINGERS」。
ストレートな70年代&ロンドンパンク、そしてちょっぴりのニューウェーブフレーバー。
とにかく集中。
絶対成功させてやる、という思いと達成感。
3/21(日) レオナルド・くまんち第一回公演
これは、がっつり演劇イベント。効果音、BGM出しなどの音響も担当。
本番前々からの打ち合わせ、サンプラーへの音のサンプリング、きっかけ合わせ、ゲネなど結構これまたがっつりと。
3/26(金) アト ノ オルガン
広島で音楽喫茶「ヲルガン座」を運営し、自身もアコーディオン弾き語りで、実に演劇的なライブを行なうゴトウイズミ。
鍵盤楽器という特色上、非常に広い帯域を持ち、しかも楽器としては一台。ごまかしは効きません。
自身でもお店ではPAを担当なさるということでしたので、こんな音にしたいという要望を実現するよう注力しました。
リバーブ感と使い分けられるマイク、違った観点で勉強になりました。
2010年3月のアトホール、イベントリポートまとめ
http://athallreport.blog56.fc2.com/blog-date-201003.html
2010年4月
4日(日) ULTRA BIDE GO WEST TOUR!
30年以上の音楽キャリアを持つHIDE率いる、ベテランスペイシーパンクバンド「ULTRA BIDE」
ツアーの中、たまたまバンドさんのホール入りが早くなったので、がっつりリハで音を作り込みました。さすがにキャリアがあるだけに、自分たちの出したい音が明確にあり、それをきちんと形にする力、経験がありました。伝達力なども含めて。
ピシッと背筋が伸びました。
4/9(金) ASA-CHANG のタブラボンゴナイト
東京スカパラダイスオーケストラの創始者。今回はタブラボンゴというインドネシアのパーカッションのワークショップを開催。
バックトラックを流しての自分の曲を実演、意外と多い回線の整理、ビデオの上映とやることは存外ありました。
4/11(日) 花柳芳美治会 桜まつり
知り合いのイベントのお手伝いで大分市能楽堂へ。
思いもよらず副調整室に入らせてもらいました。
基本は日本舞踊の踊られる方の音楽を、テープでポン出しでしたが、出演者と出演者の間の時間が短く、迅速に動かなければいけませんでした。
また、音響などの裏方に興味ある未経験者が同席していたため、申し送り、引継ぎをとにかくしっかりやることを意識しました。
外仕事では、廃校になった学校の体育館で映画の上映会の音響設営などもしたことがあります。
4/15(木) ハーシュ!!
ノルウェイから「jazkamer」のLasse Marhaug、そしてギター&サックスの「maranata」がやってきました。
「maranataは ザ・肉食 といった感じの刺々しいノイズでしたが。
Lasse の方は 低音ドローン主体のゆっくりトばされる(もちろんブルータルな局面もありますが)、今結構流行しているエレクトロニカの一側面が出ていたと思います。
構造体までを震わすかのような音圧、音量ですので、機材の保護と迫力の両立を心がけます。
福岡のオーストラリア人オーガナイザー/ミュージシャンのShayne Bowdenの企画するイベントは、なかなか地方では体験できない興味深いイベントが多いです。
要チェック!
2010年4月のアトホール、イベントリポートまとめ
http://athallreport.blog56.fc2.com/blog-date-201003.html
他にも、たくさんのイベントでスタッフをさせてもらっています。
印象に残っているのも、上に上げているものばかりではもちろんありません。
これからも良い環境を作れるよう努力し、良い"記憶"、"記録"を残せるよう精進して行きたいと思います。
上記の方々のイベントリポートは上記リンクしていますが、アトリポート でご紹介しています。よろしければそちらもご覧ください。
ぜひ、一度しか合えないかも知れない、体験できないかも知れない、その機会を求めて"現場"に足を運んでみてください。
Northern Songs
お問合せは
northernsongs.oita@gmail.com まで
これからもボチボチ、いろいろご紹介させていただきます。
それではまた。
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